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トキエア、24年1月31日就航!新潟-札幌(丘珠)線の航空券販売は1月中、1日2往復・週4日運航

2023/11/29
トキエア(TOKIAIR)は29日、新潟空港内で記者会見を開き、新たな就航日を2024年1月31日、航空券販売を1月中に開始すると発表しました。

【公式サイト】トキエア

 トキエアは、今年8月中旬に予定していた国による安全性審査の実証飛行試験が、台風7号の影響で一部日程がキャンセルとなって以降、就航スケジュールの見通しが立たず、就航時期を明言しない状態が続いていました。

就航日について説明するトキエア 長谷川政樹社長就航日について説明するトキエア 長谷川政樹社長
 本日の記者会見で、新潟-札幌(丘珠)線の就航日を2024年1月31日、航空券販売を1月中に開始する予定であることを発表しました。航空券の詳細な販売開始日については、日程や内容が決まり次第、改めて発表する。

■運航開始日:2024年1月31日(水)
■航空券販売開始:2024年1月中

運航スケジュールについて

 発表されているのは当初就航予定だった8月頃の夏ダイヤのもので、1日2往復、週4日の曜日運航(金土日月)。新潟発が9時50分、14時20分。札幌丘珠発が12時00分、16時30分。いずれも片道約1時間40~45分で新潟-札幌(丘珠)間を運航するスケジュール。

 現在、冬ダイヤを調整中で、タイムスケジュールに大幅な変更はないが、デイリー運航を含めて調整しているため、就航日が「2024年1月31日(水)」に設定されている。

■運航スケジュール ※夏ダイヤ参考
BV101 新潟 09:50 - 札幌(丘珠) 11:30
BV103 新潟 14:20 - 札幌(丘珠) 16:00
BV102 札幌(丘珠) 12:00 - 新潟 13:45
BV104 札幌(丘珠) 16:30 - 新潟 18:15

※冬ダイヤの運航曜日は週4日~毎日の範囲で調整中。

機材の整備や運用計画について

 10月の記者会見でトキエアは、保有機材のATR72-600型機2機の耐空検査終了後(補足:11月2日に2号機が、11月10日に1号機が更新手続き完了)、"運航管理施設等の検査"における整備規程等の課題への対応を行い、関係先との調整後に就航日や航空券の予約開始日を発表すると公表していた。

 1号機(機体番号:JA01QQ)は、”Cチェック”と呼ばれる重整備を実施するため、11月20日に新潟から那覇経由で整備委託先のある台南に送られた。整備は来年1月20日前後には終了して新潟に戻り、2号機(機体番号:JA02QQ)も入れ替わりで台南で重整備を行う。2号機は2月の旧正月前までに新潟に戻せるよう調整している。

 就航予定の1月31日からは、1号機のみの1機体制で運航を行う予定とのことです。

■1号機(機体番号:JA01QQ)
 2023年11月10日 耐空証明更新
 2023年11月20日 新潟→那覇経由→台南へフェリー、重整備実施
◎2024年1月20日前後 整備を終え、新潟に戻る
◎2024年1月31日 新潟-札幌丘珠線 就航日、1機体制で運用

■2号機(機体番号:JA02QQ)
 2023年11月2日 耐空証明更新
◎2024年1月20日以降 新潟→台南へフェリー、重整備実施
◎2024年2月上旬 整備を終え、新潟に戻る

◎印:予定または計画

新潟-札幌丘珠線以降の計画について

 2路線目として計画されている新潟-仙台線について、長谷川社長は「(1路線目から)2か月程度の間隔が必要」と説明し、早ければ24年4月頃に就航する準備を進めている。

 同社の黒字化には、仙台線、神戸線、名古屋中部線と順次就航することで達成する目算であることから、札幌丘珠線の就航から速やかに路線拡大を図りたい考えです。

 また、佐渡線の就航について長谷川社長は、「機材は夏に新潟空港に到着する。24年中の就航を目指す」と説明しました。

■新潟-仙台線
◎2024年4月 就航を計画 

■新潟-神戸/名古屋(中部)線
◎仙台線以降、順次就航

■新潟-佐渡線
◎2024年夏 佐渡発着可能な機材 ATR42-600S型機を受領
◎2024年中 就航

◎印:予定または計画

新潟空港に到着したトキエア初号機新潟空港に到着したトキエア初号機