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Boarding report
Boarding report
バニラエア 東京(成田)-石垣線 JW811/JW812便 搭乗レポート(就航初便含む)
2018/7/8
読者の皆さんはすでに各種報道でご承知だと思いますが、7月1日就航の東京(成田)-石垣線(と同日就航の那覇-石垣線)は、バニラエアとピーチアビエーションの経営統合前の最後の新路線と発表されました。
2014年の就航以来、国内LCCではリゾート路線を中心に展開してきたバニラエアの新路線を、1泊2日の行程で堪能してきました。
今回のレポートの搭乗便

【1:往路】
搭乗便:バニラエア JW811
搭乗日:2018年7月1日(日) (就航初便)
出発:東京(成田) 10:00
到着:石垣 13:40
総所要時間:3時間40分
【2:復路】
搭乗便:バニラエア JW812
搭乗日:2018年7月2日(月)
出発:石垣 14:40
到着:東京(成田) 17:40
総所要時間:3時間00分
バニラエア 東京(成田)-石垣線 概要
成田-石垣線は1日1往復の毎日運航。この路線の運航スケジュールは利用者にやさしく使いやすいのが最大の特徴です。

成田10時出発なので首都圏在住なら余裕で空港に到着でき、午後早い時間に石垣に着くことで午後からひと遊びもできる。帰りの便も午後出発の夕方成田着なので、翌日に疲れを持ち越さない。1泊2日で利用しても24時間まるまる滞在可能という、弾丸行程でも最大限楽しめる、やさしい路線です。
そういえば最近は、深夜便とか早朝便とか、料金は安いけど体力が必要という新規路線は少なくなりましたね。
運航スケジュール
・2018年7月1日から
JW811 東京(成田) 10:00 - 石垣 13:40 毎日
JW812 石垣 14:40 - 東京(成田) 17:40 毎日
成田空港では就航セレモニー
2018年7月1日、成田国際空港第3ターミナル搭乗ゲート150D前では就航セレモニーが行われました。

バニラエア五島社長や来賓の挨拶の後、石垣島の蔵元「八重泉酒造」の琉球泡盛「八重泉」の鏡開きが行われました。


搭乗開始を前に、なにやらTシャツの山を整理するスタッフのみなさん。これが初便プレゼントでしょうか。

9時25分、JW811初便の搭乗が始まると、バニラエアの五島社長をはじめ、パイロット、客室乗務員、整備士、地上係員など、バニラエアのあらゆるスタッフがお見送りに参加し、初便の搭乗客を見送りました。





搭乗ゲート前の初便搭乗者にはアパレルブランド「ALEXIA STAM(アリシアスタン)」とバニラエアがコラボしたオリジナルTシャツがプレゼントされました。
このTシャツには特典が用意されていて、Tシャツを着て石垣島の協賛店舗に行くと、ドリンクや石垣島産パイナップルなどの無料サービスが受けられます。(7月1日から9月30日まで)
バニラエア 石垣線 搭乗者特典
1.ブルーキャビン石垣島
ジャグジー利用無料(女性限定)、BARでドリンク1杯無料
2.ガーデンパナ
チャンプルの素プレゼント
3.YAMBAR ishigaki
石垣島産パイナップル無料
4.石垣島 THE TROPICAL
(クレープに)アイスのトッピング無料
※7月1日から9月30日まで
※搭乗券の提示、またはコラボTシャツ着用で来店
プレゼントされたTシャツは全員Sサイズで、ガタイのいいおっさんが着てお店に行くと変態っぽくなるので注意が必要です。(搭乗券提示でもサービスは受けられます)

150Dゲートからバスに乗って駐機場へ、タラップを使ってJW811初便に搭乗します。

トラクターにけん引されるコンテナドーリーには、「Have A Nice Trip!」「いってらっしゃいませ」のラッピングが施されています。

機内ではさらに初便搭乗プレゼント
飛行機が安定高度に達すると、バニラエア五島社長から搭乗者へ挨拶ののち、搭乗者一人一人に初便プレゼントが手渡されました。


琉装のキャビンアテンダント
沖縄の民族衣装「琉装(りゅうそう)」をまとった客室乗務員からもプレゼント品の手渡しが行われました。




機内でのプレゼント品の内容は、就航セレモニーで鏡開きをした泡盛「八重泉(やえせん)」のミニボトル、石垣島パイン味のハイチュウ、歯ブラシセットの3点でした。

機内での記念品配布が終わると、機内販売の時間です。そこでバニラエア五島社長自らがメニューを持ってセールス。

それではお待ちかね、機内食タイムです。
バニラエア2018年夏メニューから「沖縄名物 オムタコライス(750円)」とド定番の「バニラエア特製とろ~りクリームパン(350円)」です。
このオムタコライスを一言でいうと、
うまーい!!
うまーい!!
うまーい!!

このオムタコライスは、バニラエア機内食史上、最高にうまいのではなかろうか。この料理を発明した人は歴史の偉人だと思うし、機内食に採用したバニラエアの担当者さんは超切れ者です。
一口食べた瞬間から、そんな思いを巡らせながら夢中で食べ続け、久々におかわりが欲しくなる機内食でした。これは本気でオススメです!
とろ~りクリームパンも安定の高品質! ひんやり冷たい、たっぷりのカスタードクリームに幸せを感じます。

続きまして(まだ食べるんかい)、「第4弾 バニラエアの夏盛り弁当(1,000円)」と、期間限定の「バニラエア特製とろ~りイチゴクリームパン くまのベアになるの巻(350円)」です。

バニラエアの特製弁当も第4弾になりました。「バニラエアの夏盛り弁当」をいただきます。お弁当の9マスのうち5マスがお米系で、ちらし寿司、鮭ご飯、ピラフなど彩りも良く、ボリュームも十分です。


いちごクリームパンに特典としてつくのがこの「バニラエアのくまのベア シート」です。さきほどの配膳の後に渡され、一瞬「?」となりましたが、正しくはこのように使います。

こうです。(笑)
3D!(笑)

どやねん。
くまのベア「

どうですかこのたっぷりクリームのとろけっぷり! いつものカスタードクリームがイチゴ風味になって一層 うまいです!!
ちなみに機内への搭載数はクリームパン2種類合わせて20個程度だそうで、約1割の方しか食べられないレアアイテムなのです。クリーム系大好きな方、おすすめなのでぜひ食べてみてください。
石垣空港に到着

食べてばかりの機内でしたが、石垣空港に到着。JW811初便のクルーの皆さん、素敵なフライトをありがとうございました。
石垣空港の到着ロビーでは、横断幕を掲げて到着客を歓迎していました。


バニラエアの到着客へ、石垣市公認ご当地キャラクターの「ぱいーぐる」くんとミス八重山から、ちんすこうや星の砂などが入ったお土産品が手渡されました。
石垣空港の展望デッキからJW812をお見送り
石垣に到着したばかりのJW811便は、これから1時間の後、折り返しJW812便として成田へ戻ります。
雨風が吹き付ける中、折り返しのJW812便が石垣空港を出発します。展望デッキから見送りましたので写真でお伝えします。









折り返しのJW812初便も、乗客173名とほぼ満席近くの搭乗だったそうです。
経営統合後の路線の存続について、バニラエアの五島社長は「高い搭乗率を達成することで存続したい」と表明しています。バニラエアらしさを表現した集大成の石垣線を、LCCjpも応援したいと思います。
バニラエア 東京(成田)-石垣線 JW811便 の搭乗レポートは以上です。
続きまして、LCCjpの中の人の石垣島1泊2日滞在をレポートします。おヒマな方はご覧ください。
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