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Boarding report
Boarding report
Vエア 東京(羽田)-台北(桃園)線 ZV253便 搭乗レポート (就航初便)
2016/3/13
Vエア ZV253便 東京(羽田)-台北(桃園)線の就航初便に搭乗しましたのでレポートします。
■今回のレポートで利用した便
搭乗便:Vエア ZV253
搭乗日:2016年3月12日(土) (就航初便)
出発:東京(羽田) 03:00
到着: 台北(桃園) 06:00
搭乗時間 4時間00分
費用:8,430円
内訳:航空券4,000円(セール) + 諸税手数料2,670円+座席指定960円(Fast-V)+クレジットカード決済手数料800円
2016年3月12日、台湾のLCC「Vエア」が羽田-台北線の運航を開始しました。Vエアの日本路線は、名古屋(中部)、大阪(関西)、福岡に次いで4番目になります。成田をすっとばして羽田で首都圏就航というところが粋です。
以前にも、Vエアによる日本初就航路線となった名古屋(中部)-台北(桃園)線(就航初便)や、チェンマイ-台北(桃園)線に搭乗してきましたので、そちらも参考にどうぞ。
■羽田でLCCといえばやはり深夜なわけで
今回の羽田発着便もやはり深夜早朝便です。
0時、京急線で羽田空港国際線ターミナルに到着。
搭乗するVエアの羽田便は3:00発なので、チェックイン開始時間まで30分近く時間があります。京急線の終電で到着してもまだ時間が余ります。
(Vエアのチェックインは出発時刻の2時間30分前から45分前まで)
出発案内板を確認すると、チェックインカウンターはIカウンターです。
Iカウンターにやってきました。Vエアのロゴが表示されて、チェックインの準備が進められています。
0時22分、予定よりも8分ほど早くチェックインカウンターが開きました。この時点で40~50名ほどの行列ができていました。
手荷物は2個合計10㎏までで、計量されるとタグが貼られます。
航空券が発券されました。時刻は0時40分。カウンター周辺でセレモニー的な気配はないので、搭乗ゲートに向かうことにします。
搭乗ゲート145に到着しました。搭乗ゲート前でも就航セレモニーのような準備はないようです。
1:53頃、台北発の就航初便 ZV252便が到着しました。折り返し今回搭乗するZV253便になります。
2:30 搭乗開始です。混み合っていないせいか、最初から全てのお客様が搭乗対象です。
機内に入ると、客室乗務員さんたちが笑顔でお出迎えです。Vエアの乗務員さんは明るくてかわいい人が多いですね。
就航初便特典としてVエアオリジナルのリングノートを頂きました。
2:47 ドアクローズで出発します。予定より13分早い出発です。
乗客は約90名ほどで、搭乗率は50%弱といったところ。
Vエアの機内誌です。機内食の「Vitamin」、機内販売の「V SHOP」、読み物の「V air Vibe」の3誌。
機内誌ではなんと「茨城特集」! 3月15日に茨城-台北線が就航するのですが、それにしても国際的に茨城を特集するというのは大胆です。茨城空港の台北定期便としてぜひ定着してほしいところ。
写真の風景は、茨城県の国営常陸海浜公園の「コキア(ホウキグサ)」の植生です。写真のように見ごろになるのは9月~10月にかけての秋頃。
■Vエアに乗ったら機内食
さて、お待ちかねの機内食の時間がやってまいりました。
Vエアの機内食は排骨飯や台湾ビーフン、どら焼きなど、おいしかった記憶ばかりなので、今回も張り切って行きます。
まずは、「日式烤鶏肉飯(照り焼きチキンライス)」(単品190TWD)を頂きます。
タレの甘さは控えめでなじみのある味付けの照り焼きチキン。量は3切れとちょっと寂しい。ご飯はややぱっさりした炊き加減のジャポニカ米。他に、きんぴらごぼう、卵焼き、姫竹、ニンジンが付け合わせに入っています。味付けはよいとして、ボリューム的にはやや残念です。
次は「栗子燜杏鮑菇蔬食(エリンギと栗の蒸し煮・ベジタリアン食)」(単品190TWD)を頂きます。
自分は「ミート OR 肉?」と聞いてほしい人間なのですが、見た目がおいしそうだったので試してみます。
うまい!うまいよ!
栗、エリンギ、湯葉揚げ、トマトが入った蒸し煮が甘辛い醤油だれで仕立ててあり、これがご飯に合う。つまりはセパレート型の栗ごはんです。ご飯の盛り具合も良く、肉や魚を使っていないのに食べ応えがありました。
Vエアは排骨飯が一番のおすすめですが、たまにはベジタリアン食も試してみると面白いかもしれません。
食後に「カタモナコーヒー」 (90TWD)を頂きます。
すっきりとしたコク中心でほのかに苦みのあるコーヒーで、口当たりがよく、飲みやすかったです。
機内食の提供が一段落すると、機内販売が始まります。客室乗務員さんたちがまず通路を楽しそうに練り歩いてから開店です。
今回は、Vエア塗装のエアバスA321型機のモデルプレーン 800TWDを購入しました。
後日改めて開封して組み立ててみました。
構成パーツは14点、接着剤は不要で、押し込むだけで組み立てられます。組み立てマニュアルなどは付属していませんが全然大丈夫。
ものの1分で完成! お手軽でいいですね。
150分の1サイズなので、全長も29.5cmと大き目。存在感もあっておすすめです。
150分の1だとNゲージやガンプラとスケールが合うのでいいんですよね。200分の1で販売している他社航空会社様はスケール変更をご検討ください。
機内販売終了後は、Vベアとの記念撮影会です。
Vベアさんにはシートに座ってもらって撮影させてもらいました。
割とどうでもいいですが、イラストだと両手Vサインですが、ぬいぐるみだと片手はパーというところに気が付きました。
5時52分(台湾時間) 台湾桃園国際空港に到着しました。予定より8分の早着で、台北空港はまだ夜明け前です。
駐機場には、VエアのエアバスA320型機が駐機していました。Vエアの保有機材は194席仕様のA321型機が2機でしたが、3機目は180席仕様のA320型機が導入されたようです。
沖止めでの到着でした。
連絡バスに乗り換えてターミナルへ向かいます。道が広いにもかかわらず運ちゃんがコーナー攻めて困りました。
バスで2分ほどして、ターミナルB1付近に到着して下車しましたが、何故かターミナルが施錠されていて入れないプチトラブル発生。
バスの運ちゃんはなにやら中国語でまくし立ててから走り去ってしまいました。やや遅れて係員がやってきて開錠し、ターミナルへ入れました。
羽田-台北線はすでにピーチとタイガーエア台湾がいずれも深夜早朝便で運航を行っていますが、これにVエアという選択肢が加わって、ますます魅力的な路線になってきています。その中で、機内食的な魅力からしても、VエアはかなりおすすめできるLCCです。みなさんぜひ利用してみください。
Vエア 東京(羽田)-台北(桃園)線 ZV253便 搭乗レポート (就航初便)の搭乗レポートは以上です。
[関連レポート] Vエア 名古屋(中部)-台北(桃園)線 ZV203便 搭乗レポート (就航初便)
[関連レポート] Vエア チェンマイ-台北(桃園)線 ZV10便 搭乗レポート
[関連レポート] ピーチ 東京(羽田)-台北(桃園)線 MM1029便 搭乗レポート (就航初便)
■今回のレポートで利用した便
搭乗便:Vエア ZV253
搭乗日:2016年3月12日(土) (就航初便)
出発:東京(羽田) 03:00
到着: 台北(桃園) 06:00
搭乗時間 4時間00分
費用:8,430円
内訳:航空券4,000円(セール) + 諸税手数料2,670円+座席指定960円(Fast-V)+クレジットカード決済手数料800円
2016年3月12日、台湾のLCC「Vエア」が羽田-台北線の運航を開始しました。Vエアの日本路線は、名古屋(中部)、大阪(関西)、福岡に次いで4番目になります。成田をすっとばして羽田で首都圏就航というところが粋です。
以前にも、Vエアによる日本初就航路線となった名古屋(中部)-台北(桃園)線(就航初便)や、チェンマイ-台北(桃園)線に搭乗してきましたので、そちらも参考にどうぞ。
■羽田でLCCといえばやはり深夜なわけで
今回の羽田発着便もやはり深夜早朝便です。
0時、京急線で羽田空港国際線ターミナルに到着。
搭乗するVエアの羽田便は3:00発なので、チェックイン開始時間まで30分近く時間があります。京急線の終電で到着してもまだ時間が余ります。
(Vエアのチェックインは出発時刻の2時間30分前から45分前まで)
出発案内板を確認すると、チェックインカウンターはIカウンターです。
Iカウンターにやってきました。Vエアのロゴが表示されて、チェックインの準備が進められています。
0時22分、予定よりも8分ほど早くチェックインカウンターが開きました。この時点で40~50名ほどの行列ができていました。
手荷物は2個合計10㎏までで、計量されるとタグが貼られます。
航空券が発券されました。時刻は0時40分。カウンター周辺でセレモニー的な気配はないので、搭乗ゲートに向かうことにします。
搭乗ゲート145に到着しました。搭乗ゲート前でも就航セレモニーのような準備はないようです。
1:53頃、台北発の就航初便 ZV252便が到着しました。折り返し今回搭乗するZV253便になります。
2:30 搭乗開始です。混み合っていないせいか、最初から全てのお客様が搭乗対象です。
機内に入ると、客室乗務員さんたちが笑顔でお出迎えです。Vエアの乗務員さんは明るくてかわいい人が多いですね。
就航初便特典としてVエアオリジナルのリングノートを頂きました。
2:47 ドアクローズで出発します。予定より13分早い出発です。
乗客は約90名ほどで、搭乗率は50%弱といったところ。
Vエアの機内誌です。機内食の「Vitamin」、機内販売の「V SHOP」、読み物の「V air Vibe」の3誌。
機内誌ではなんと「茨城特集」! 3月15日に茨城-台北線が就航するのですが、それにしても国際的に茨城を特集するというのは大胆です。茨城空港の台北定期便としてぜひ定着してほしいところ。
写真の風景は、茨城県の国営常陸海浜公園の「コキア(ホウキグサ)」の植生です。写真のように見ごろになるのは9月~10月にかけての秋頃。
■Vエアに乗ったら機内食
さて、お待ちかねの機内食の時間がやってまいりました。
Vエアの機内食は排骨飯や台湾ビーフン、どら焼きなど、おいしかった記憶ばかりなので、今回も張り切って行きます。
まずは、「日式烤鶏肉飯(照り焼きチキンライス)」(単品190TWD)を頂きます。
タレの甘さは控えめでなじみのある味付けの照り焼きチキン。量は3切れとちょっと寂しい。ご飯はややぱっさりした炊き加減のジャポニカ米。他に、きんぴらごぼう、卵焼き、姫竹、ニンジンが付け合わせに入っています。味付けはよいとして、ボリューム的にはやや残念です。
次は「栗子燜杏鮑菇蔬食(エリンギと栗の蒸し煮・ベジタリアン食)」(単品190TWD)を頂きます。
自分は「ミート OR 肉?」と聞いてほしい人間なのですが、見た目がおいしそうだったので試してみます。
うまい!うまいよ!
栗、エリンギ、湯葉揚げ、トマトが入った蒸し煮が甘辛い醤油だれで仕立ててあり、これがご飯に合う。つまりはセパレート型の栗ごはんです。ご飯の盛り具合も良く、肉や魚を使っていないのに食べ応えがありました。
Vエアは排骨飯が一番のおすすめですが、たまにはベジタリアン食も試してみると面白いかもしれません。
食後に「カタモナコーヒー」 (90TWD)を頂きます。
すっきりとしたコク中心でほのかに苦みのあるコーヒーで、口当たりがよく、飲みやすかったです。
機内食の提供が一段落すると、機内販売が始まります。客室乗務員さんたちがまず通路を楽しそうに練り歩いてから開店です。
今回は、Vエア塗装のエアバスA321型機のモデルプレーン 800TWDを購入しました。
後日改めて開封して組み立ててみました。
構成パーツは14点、接着剤は不要で、押し込むだけで組み立てられます。組み立てマニュアルなどは付属していませんが全然大丈夫。
ものの1分で完成! お手軽でいいですね。
150分の1サイズなので、全長も29.5cmと大き目。存在感もあっておすすめです。
150分の1だとNゲージやガンプラとスケールが合うのでいいんですよね。200分の1で販売している他社航空会社様はスケール変更をご検討ください。
機内販売終了後は、Vベアとの記念撮影会です。
Vベアさんにはシートに座ってもらって撮影させてもらいました。
割とどうでもいいですが、イラストだと両手Vサインですが、ぬいぐるみだと片手はパーというところに気が付きました。
5時52分(台湾時間) 台湾桃園国際空港に到着しました。予定より8分の早着で、台北空港はまだ夜明け前です。
駐機場には、VエアのエアバスA320型機が駐機していました。Vエアの保有機材は194席仕様のA321型機が2機でしたが、3機目は180席仕様のA320型機が導入されたようです。
沖止めでの到着でした。
連絡バスに乗り換えてターミナルへ向かいます。道が広いにもかかわらず運ちゃんがコーナー攻めて困りました。
バスで2分ほどして、ターミナルB1付近に到着して下車しましたが、何故かターミナルが施錠されていて入れないプチトラブル発生。
バスの運ちゃんはなにやら中国語でまくし立ててから走り去ってしまいました。やや遅れて係員がやってきて開錠し、ターミナルへ入れました。
羽田-台北線はすでにピーチとタイガーエア台湾がいずれも深夜早朝便で運航を行っていますが、これにVエアという選択肢が加わって、ますます魅力的な路線になってきています。その中で、機内食的な魅力からしても、VエアはかなりおすすめできるLCCです。みなさんぜひ利用してみください。
Vエア 東京(羽田)-台北(桃園)線 ZV253便 搭乗レポート (就航初便)の搭乗レポートは以上です。
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